無題

グリードのうつろになっていく顔がぐっと
エドに近づく
悲鳴を押し殺すエド
『お前にばっかり無理させて悪りい・・』
エドの髪の毛の中に顔を埋めてささやく
ごろっところがされて ひっくりかえされるエド
後ろから抱かれて印の上で目を閉じるエド
赤い賢者の石の液体に染まった髪の毛が顔にばっとかかった瞬間

『嫌だ!』
目を見開いて暴れ始めるエド

『俺は嫌だ こんな形でグリードとしたくなんか』
両手を床について起き上がろうとするエド

後ろから襲った熱い衝撃に腰をしなやかにくねらせる

『いたいってば』
涙目になりながら 痛い痛いと泣き叫ぶエド
後ろに手を回して離そうともがく

背中や尻にべっとりとした手の感触を感じて
さらにわめくエド
自分の熱い部分にになまあたたかいものがふれて
やぁあんと 悲鳴を上げるエド 激しくこすりあげていく
くすぐったいような感覚からだんだん
言いようのない気持ちよさがこみ上げてきて
気がつけばエドは
声をあげながら悶えながら甘い声を出していた


あっさり果てたエドの体液を
骨の手がすくいとって
信じられないところにねじ込むのをかんじて
悲鳴を上げた

もともと受けいれる用意などしていなかった
乾いたところにねじ込むのだから余計痛いのか
激しくつかれて発情期の猫のような声を出すエド
床の印を爪でがりがりとひっかいて印に跡がつく
しかし あっさりと熱い棒はぬかれ
突然体が軽くなってつんのめるエド
エドは腐敗集のする生暖かい身体に
抱きすくめられて身体を硬直させる


『もうでるもんもねぇや
わりぃ 本気になった じゃあな』

苦笑交じりの暖かい声がエドの耳を通り過ぎ
そして風が何かの灰を巻き上げていく

『さよならだなエド』

薄く汗をかいた体の側を崩れたなにかが
肌に張り付いていくのを
エドは半泣きの顔のまま振り向かずに
感じていた

サングラスが液体の中で
ぱちりと音を立てて割れた・・



[ 無題:・2 ]




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